自己査定管理システム
銀行系カード会社が保有する、保証債権、カード債権、求償債権、信販債権などを査定対象とする自己査定システムです。膨大な過去の自己査定履歴も保有して損失率の算出も可能なシステムです。
特長・概要
- 保証債権の自己査定結果も履歴管理を行うため、仮に求償債権になっても引当率の算出を可能とします。(監督官庁指摘事項)
- 名寄せシステムとの連携により、各債権の債務者区分が相違している明細を簡単に把握できます。
- 四半期ごとの債務者区分の履歴管理を行い、予想損失率の算出を可能とします。
- 予想損失率は、債権ごとまたは商品ごとの算出が可能です。
- 査定対象債権を債務者単位で一つの画面に表示します。
システムイメージ

機能
自己査定基準日登録 | 自己査定連携データ取込 |
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査定債務者一覧表 | 査定対象債務者検索 |
個別引当率設定 | 自己査定結果集計表 |
自己査定確定処理 | 予想損失率算出 |
一般貸倒引当金算出 | 毀損額検証資料出力 |
償却額一覧表 | 商品別自己査定結果一覧表 |
個別貸倒引当金算出 |
効果
- 自己査定業務の属人リスクが回避され、適切な査定業務が実現します。
- 四半期ごとの決算業務の負荷軽減がはかられます。
- 債務者単位の査定が行われるため、債権ごとに債務者区分が相違する間違いが防止されます。