銀行系カード会社様
地方銀行を母体行とするカード会社様の事例を紹介いたします。
この度ご導入頂いたのは、総合債権管理システムを構成する次のシステムです。
・名寄せシステム
・途上与信審査システム
・カード債権管理システム
・自己査定システム
ご導入前の課題
母体行のシステム切替に対応して新たなシステムが必要になってきた!
- 2つのカードブランドを名寄せした上で督促業務や自己査定、途上与信審査を行う必要があります。
しかし各業務で使うデータはエクセルを使用して個々に作成しているなど手作業が非常に多くありました。
そのため貸金総枠の計算での誤入力ミスやデータのアップデートに作業負荷を強いられていました。 - また、督促業務においても延滞先の元帳を紙のまま使用していた為、管理や集計に時間を要していました。
当然、紛失や汚損のリスクが存在していました。 - 途上与信の審査票に、審査判断を適切に行うための会員番号が表示していないブランドデータがありました。
その場合は、都度ブランド端末を検索して会員番号を把握して名寄せする作業が発生していました。
ご導入後の課題解決
システム化により手作業が激減し、業務の自動化、効率化を実現!
- 債権管理のベースとなる名寄せとそのデータのアップデートが自動化されストレスレスに仕事ができるようになりました。
その結果、自己査定作業では80%の業務量の削減、途上与信審査は90%の業務量削減を実現して頂きました。 - 紙の債権元帳や紙の途上与信審査票が電子化され、紛失や汚損のリスクが無くなりました。当然保管スペースも不要となりました。
なにより、延滞先の交渉履歴と途上与信の審査履歴が即座に表示され、判断を阻害する手作業が無くなりました。
- カード債権管理システムの延滞データと自己査定システムの査定データがスムーズに連動するようになりました。
そのため自己査定の業務は特殊な知識がなくとも行えるようになりました。 - 途上与信の審査は、受付担当者→審査担当者→承認役席者とシステムで処理フローをコントロールしてくれるので、作業範囲が明確になりスッキリした審査ができるようになりました。